「【それなら目をつぶりましょう】三峰 結華」の版間の差分
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* 手にしているカメラは[https://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujifilm_x_t3/ FUJIFILM X-T3]のシルバーカラーモデルが最も見た目が近い。<br>該当機種は富士フイルムのミラーレス機の中でも最新フラッグシップ機(2019年9月現在)のひとつであり、発売当初の販売価格はボディのみで20万円、レンズキットで25万円であった<ref>[https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/1145379.html 新製品レビュー:FUJIFILM X-T3(外観・機能編) - デジカメ Watch]</ref>。 | * 手にしているカメラは[https://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujifilm_x_t3/ FUJIFILM X-T3]のシルバーカラーモデルが最も見た目が近い。<br>該当機種は富士フイルムのミラーレス機の中でも最新フラッグシップ機(2019年9月現在)のひとつであり、発売当初の販売価格はボディのみで20万円、レンズキットで25万円であった<ref>[https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/1145379.html 新製品レビュー:FUJIFILM X-T3(外観・機能編) - デジカメ Watch]</ref>。 | ||
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− | + | ! Lv.1〜Lv.4 | |
+ | | 心に映して | ||
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2020年6月15日 (月) 21:42時点における版
【それなら目をつぶりましょう】三峰 結華 | |
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カード種別 | プロデュースアイドル |
レアリティ | SSR |
実装日 | 2019/5/10 |
初出 | 3.2.1で逃避行! 結華ガシャ |
カード排出 | 恒常ガシャ |
【それなら目をつぶりましょう】三峰 結華(それならめをつぶりましょう みつみねゆいか)は三峰結華における6枚目のプロデュースアイドルカードである。
目次
概要
- 三峰結華2枚目のプロデュースSSR。公式プロフィールに多数並べられた趣味の2つ目「カメラ」がフィーチャーされた。
- 背景は、表参道〜原宿を通る都道413号から1本裏に入った路地の交差点[1]。
- 手にしているカメラはFUJIFILM X-T3のシルバーカラーモデルが最も見た目が近い。
該当機種は富士フイルムのミラーレス機の中でも最新フラッグシップ機(2019年9月現在)のひとつであり、発売当初の販売価格はボディのみで20万円、レンズキットで25万円であった[2]。
思い出アピール名
Lv.1〜Lv.4 | 心に映して |
---|---|
Lv.5 | [瞳に留めて]心に映して |
ホーム画面固有ボイス
私服 | 当たり前だけど、なんでもホイホイ 写真撮ってるわけじゃないからね? |
---|---|
私服 ★1特訓 | |
ライブ | 三峰にとっては空も通り道ってね! さて、派手に始めましょうか! |
ライブ ★1特訓 |
衣装
アイコン | SDキャラ | 立ち絵 | |
---|---|---|---|
私服衣装 | |||
ライブ衣装 |
アイドルイベント
じゃあ消しちゃう♡
結華 | にゃ、にゃ、にゃーん♪ |
P | (——ん……? あれは——) |
結華 | キジトラちゃん、お前は可愛いにゃあ…… もしかしてこの辺のアイドルなんじゃないかにゃー? |
結華 | ……よーしよしよし……! そのまま動かないでにゃー……! |
P | ——可愛い猫だな |
結華 | にゃっ!? |
結華 | あっ……! ああー……! |
結華 | 行っちゃった…… |
P | す、すまん……! 驚かすつもりはなかったんだけど…… |
結華 | ……プロデューサー…… |
P | いや、本当に申し訳ない…… 猫とじゃれてるだけだと思ったんだ |
P | 写真撮ろうとしてたとは—— とにかく、邪魔しちゃって悪かった…… |
結華 | …… |
結華 | ……は〜、でもしょうがないかぁ |
結華 | 大きい声出してビックリさせちゃったのは三峰だしね、 今回のことはちょっとした事故ってことで許しましょう |
P | 悪いな…… |
結華 | ——まぁ プロデューサーが被写体になってくれたら、なんだけど |
P | わ……!? ま、待ってくれ……! |
結華 | えー? 申し訳なく思ってるなら、 大人しく撮られてよプロデューサー |
結華 | 三峰が撮り損ねちゃったキジトラちゃんのように 愛らしく! こう、たまらない感じで! |
P | 俺に何を求めてるんだ……!? |
P | 写真、慣れてないんだって……! 頼むから勘弁してくれ……! |
結華 | あーあーもう、そんなに慌てなくたっていいのにー |
結華 | ——はい、もう構えてないから安心してどうぞ |
P | ……助かるよ…… 俺じゃ猫の代わりは絶対務まらないしな…… |
結華 | そうでもないと思うけどー? さっきの逃げ回りっぷりは見ものだったし |
P | 見ものって…… ああ……まぁいいや…… |
P | ——それにしても、ずいぶん猫好きなんだな すごく可愛がってたじゃないか |
結華 | まぁねー 実家で飼ってたからさ、やっぱり特別だよ |
結華 | 三峰今一人暮らしだからそうそう飼えないし 見かけたら構っちゃうんだぁ |
P | へぇ……! それじゃ、さっきみたいに写真もよく撮ってるのか? |
結華 | もっちろん! 猫撮るのは上手いよー 興味を引いて、ちゃんとこっちを向いてる時にパシャッとね |
結華 | ——こんな感じで |
P | !? |
結華 | はーい、プロデューサーさんの油断の表情、 頂いちゃいましたぁ |
P | 不意打ちは卑怯だぞ……!? |
結華 | 何をおっしゃいます、 写真苦手な人を撮るときの基本でしょう |
結華 | 『撮るよー』なんて予告与えたら 逃げるか固まるかしちゃうんだから |
結華 | シャッターはこっそり素早く気付かれないように ——これ鉄則です |
P | ……みんなにやったら怒られるからな…… |
結華 | だーいじょうぶ! 女の子相手にこんなことしないもん |
結華 | Pたんにだけ特別だよぉ |
P | そう言われたって騙されないぞ……! ……消してくれよ、その写真 |
結華 | ええーっ!? やだよ、せっかくいい顔撮れたのにー! |
P | それはほら、心のアルバムにさ—— |
結華 | やーだー、三峰データでほしーい! |
結華 | ——……まぁでも? |
結華 | プロデューサーがどうしてもって言うなら? 応じてあげなくもないけど? |
結華 | その場合の交換条件は高くつくよー? どうする、Pたん? |
P | ……交渉を始めようじゃないか |
結華 | あははっ、おーけーおーけー! |
結華 | ——三峰が納得できなかったら、 この写真は大事に大事に保存しておくからね! |
勘違いじゃつまらないでしょう?
結華&P | う〜〜〜〜ん………… | ||||
結華 | ……三峰らしさって考えると、こっちじゃない? | ||||
P | ああ、俺もそう思う | ||||
P | ……ただ、少し違った一面を見せる、っていうのも 捨てがたい気がして…… | ||||
結華 | ……なるほど? それでそっちの服なわけか…… | ||||
結華 | うーん……衣装の道は奥深いね〜…… | ||||
結華 | 私服風とはいえ三峰の好みだけで選んでいいわけじゃないし かと言って三峰っぽくない服になるのもよくないし…… | ||||
P | ……結華としてはどうだろう 俺が選んだ方は好みじゃないかもしれないけど…… | ||||
結華 | や、そんなことはないない! | ||||
結華 | むしろPたん、よく三峰が気になりそうなの 見つけてこれたなーって感じ | ||||
P | そ、そうか……? | ||||
結華 | うん、さっすが三峰のPたんだよ? 三峰の好み、わかってきてくれたんだねぇ。嬉しい! | ||||
P | そ、そうか……! それならよかった、うん……! | ||||
結華 | えー、なぁにー? ちょっと喜びすぎじゃない? | ||||
P | いや、結華はすごくおしゃれだからさ | ||||
P | その結華に間違わず提案できたんだったら、それはものすごく嬉しいことだと思って—— | ||||
結華 | あははっ、もう何それー そんなたいしたことじゃないでしょ | ||||
結華 | そもそも三峰、Pたんのその辺のスキルは絶対成長する! って、確信してたよ? | ||||
結華 | だってPたんだったら、 三峰のためにしっかり勉強してくれるはずだもん | ||||
P | 結華……! | ||||
店員 | ——私もそう思います〜 そちらのアイテム、とっても彼女さんにお似合いですもの | ||||
結華&P | えっ | ||||
店員 | 彼氏さん、彼女さんのことを よく見てらっしゃるんですね〜 | ||||
店員 | それに、すっごく真剣に悩んでくださってて! うらやましいです〜 | ||||
結華 | ———— | ||||
P | あっ、いや……! 俺たちはその——! | ||||
結華 | ——ええはい〜〜、そうなんですよ〜〜! 私もすっごく助かってて〜〜! | ||||
P | (——!?) | ||||
結華 | 私って買い物長くなりがちなんですけど、 ちゃんと最後まで付き合ってくれますし | ||||
結華 | たくさん試着しても許してくれる——っていうか、 むしろ一生懸命どれが似合うか見てくれたりとかぁ | ||||
店員 | ひゃ〜〜……! 彼女さん、とっても大事にされてるじゃないですかぁ | ||||
結華 | わ……! やめてください……! 恥ずかしいです〜……! | ||||
結華 | ……えっと、そんなわけでー……この人の好み、もう少し じっくり聞きたいなぁなんて思ってるんですけどー…… | ||||
店員 | あら! ふふっ、失礼いたしました〜 何かご用がありましたら、遠慮なくお声がけくださいね〜 | ||||
結華 | はい〜〜、ありがとうございま〜〜す | ||||
結華 | ……ふう、演技しゅうりょーう | ||||
結華 | おーい、プロデューサー? もう大丈夫だよー、戻ってきてー? | ||||
P | ……あ、ああ…… | ||||
P | ……いや、なんだ…… 今、すごくビックリした…… | ||||
結華 | そうだねぇ…… 三峰たち、そう見られちゃうこともあるんだねぇ…… | ||||
P | 結華が上手く対応してくれて助かったよ | ||||
結華 | 店員さんの話に乗っとくのが一番無難かなーと思ってさ 恋人と服買いに来るって、別におかしいことじゃないし | ||||
結華 | ……逆に、『アイドルとプロデューサー』なんて 関係の方が、興味津々になっちゃったりするじゃん? | ||||
結華 | ——まぁ、誰かさんは思いっきり説明しようと してましたが! | ||||
P | 面目ない…… 咄嗟になんにも出てこなくて…… | ||||
結華 | まぁ、Pたんらしいっちゃらしいけども やっぱ真面目だよねぇ | ||||
P | 真面目っていうか、なぁ…… | ||||
処理落ちしてただけだよ | 結華は機転が利くよな | 嫌じゃなかったか? | |||
---|---|---|---|---|---|
P | 予想外の勘違いに対して、 驚きの返答が飛んでいったから…… | P | さすがの対応力だよ 俺も見習っていかないと | 結華 | えっ、何が? |
結華 | あははっ、何その言い方ー そんなに意外だった? | 結華 | ふふっ、お褒めに与り光栄でーす | P | いや、俺なんかと恋人に間違われたわけだから |
P | いや、思いきりがよすぎてな 急なアドリブを振られたらどうしようかと…… | 結華 | ……でもさPたん、今回の件は、 ただ機転が利くからってだけじゃないかもよ? | 結華 | ……Pたぁん、何その弱気発言は あんまりなこと言ってるとさすがの三峰も怒っちゃうぞー? |
結華 | そっちの心配か | P | ? | P | そういうんじゃなくて、 結華が嫌な気持ちになってたら嫌だなって—— |
結華 | 大丈夫だよぉ、 三峰がPたんにそんな無茶させるわけないでしょ? | 結華 | ——そういうふうに見られた時のことを あらかじめ考えていた—— | 結華 | はぁい いいですかー、よく聞いてー |
結華 | 三峰だけでちゃんと捌きます | 結華 | 要するにイメトレの可能性、とか! | 結華 | ……三峰、一緒にいて恥ずかしい人に プロデュースしてもらってる覚えはないよ |
P | ……それならありがたい | P | ——やっぱりすごいな そうやってすぐ冗談だって思いつけるんだから | 結華 | ちゃんと信用できる人に、アイドルの三峰を預けてるの だからこんなことで気分を害したりしませーん |
結華 | まったくー、信用ないんだもんなぁ | 結華 | え、ええー……! そんな、真っ直ぐ褒められましても……! | 結華 | そんなに恩知らずじゃないつもりですけど? |
P | 頭の回転が速いのは結華の強みだ 大切にしていこう | P | 結華…… | ||
結華 | ……ずいぶん綺麗にスルーしてくれちゃってぇ…… | 結華 | ——そんなわけで、本人に自分を下げられちゃうと とっても悲しいんだけどなぁ | ||
P | 結華? | P | ……す、すみません | ||
結華 | ——なんでもありませーん! | 結華 | ——わかればよろしい! | ||
P | ……結華 | ||||
結華 | うん? | ||||
P | ごめんな、ありがとう | ||||
結華 | ふふっ、なんのことやら! |
さぁ! ふたりで悪だくみを!
P | ……さて結華、聞いてくれるか | ||||
結華 | もちろんですとも! どしたの、プロデューサー? | ||||
P | ……ここに、シュークリームが5つある | ||||
結華 | わぁ素敵! その箱は新しくできた話題のお店のものでは!? | ||||
P | ああそうだ。俺は今日のアンティーカの差し入れ用に、 シュークリームを5つ買ったんだ | ||||
結華 | ふんふん、それはありがとうございます | ||||
P | ——……ただな | ||||
結華 | ? ただ? | ||||
P | 開店キャンペーンで、くじをやっていた それを引いた結果、俺は—— | ||||
結華 | !? ケーキボックスがもうひとつ……!? | ||||
P | そう……! 追加のシュークリームをふたつ、 手に入れてしまったんだ……! | ||||
結華 | ……なんてことでしょう……!! | ||||
結華 | ……それで? | ||||
P | はは、乗ってもらって悪いな | ||||
P | それで、だ 分けられないわけだから、追加のふたつは余分だろ? | ||||
P | 事務所にはまだ、結華と俺しかいない だから—— | ||||
結華 | 三峰と悪いことがしたい—— ってお誘い? | ||||
P | 話が早くて助かるよ | ||||
P | みんなが来る前に、ふたりで食べちゃわないか? | ||||
結華 | ふふっ、いいよぉ さーんせーい! | ||||
結華 | ……でもプロデューサー、いけないんだぁ | ||||
P | ははは、内緒で頼むぞ 結華を見込んで話を持ちかけてるんだ | ||||
結華 | おおっ、言ってくれるじゃーん? | ||||
結華 | たまたま事務所にいたのが三峰だったから、 三峰に分けてくれてるだけのくせにー | ||||
P | いや、そうでもない | ||||
P | ——結華の言う通り、たまたま結華が事務所にいたから ふざけたってのも本当だけど | ||||
P | ここに結華がいなかったらふざけてもいなかった | ||||
P | ——そういう意味では、 最初から結華と食べるつもりだったんだからさ | ||||
結華 | お…… | ||||
結華 | ……今の、ちょっとグッときたよプロデューサー | ||||
P | そうか? | ||||
結華 | そうとも! | ||||
結華 | 早起きは三文の徳——じゃないけど、 今日は早く来といてよかったなって感じ! | ||||
こういうの、 わくわくするしな | シュークリームは 罪の味だもんな | ……まぁちょっと、 罪悪感もあるけど | |||
---|---|---|---|---|---|
結華 | 見つかっちゃうかもしれないスリル、 難しいミッションを相棒とこなしていく高揚感——! | P | ふたつもあったらなおさらだ | 結華 | あらら弱気! ダメだよー、そういうこと言ってるとよくないことが—— |
結華 | そしてご褒美の美味しいスイーツ! ってね! | 結華 | それもそうだけど——ふふっ | 結華&P | ! |
結華 | ……ん〜! クリームたっぷりで最高〜! 秘密の味は甘くて美味しいなぁ | P | うん? | 結華 | ほら言わんこっちゃない! 誰か来ちゃった! はいはい早くたいらげて〜! |
P | 結華も悪だなぁ | 結華 | 特別扱いって、嬉しいものじゃん? 三峰的には、いいなって思ったのはそっちの方かな | P | んむっ、んん、待っ——! |
結華 | いいえー、Pたんほどでは! | 結華 | プロデューサーは三峰のこと—— | 結華 | あーもー、はみ出てるはみ出てる |
結華 | 一緒に悪だくみできるほど、 息の合ったパートナーと思ってくれてるみたいだしね | 結華 | こ・こ! 口元、クリームついてるよ 証拠隠滅はちゃーんとお願いね、相棒さん? |
私だけは見逃してあげるから
P | (……こっちの資料を明後日までに片付けて…… 社長から頼まれてたやつは……今週中だったよな……?) | ||||
P | (——あっ、雑誌のアンケートも回収しないと……!? | ||||
P | (……まずい…………頭痛がぶり返してきた…… 薬切れたかな……この忙しい時に風邪とかなぁ……) | ||||
結華 | お疲れ様でーす | ||||
P | ——えっ ……あれ、結華……? | ||||
P | どうした? レッスンの後は上がる予定だったんじゃ—— | ||||
結華 | いやぁ、そのつもりだったんだけどね? ちょっと用事できちゃってさぁ | ||||
結華 | ——ねぇねぇプロデューサー、大丈夫? | ||||
P | うん? 時間のことか? だったら大丈夫だぞ 何か相談事か? | ||||
結華 | あー……うーん…… | ||||
結華 | そうじゃなくて ……プロデューサーは、大丈夫? | ||||
P | ……? | ||||
結華 | わー、すごい『わかってません!』って顔! | ||||
結華 | ……あのね? 三峰は、 『プロデューサーの体調は大丈夫ですか?』って聞いてるの | ||||
結華 | 無理はしてませんか? 大丈夫ですか? の意味ね ——ここまでおっけー? | ||||
P | お、おーけー…… | ||||
結華 | で? じゃあお返事は? | ||||
P | ええと、そうか。そういうことだったんだな…… でも、そうだとしても大丈夫だよ | ||||
P | 無理はしてないし、元気だ | ||||
結華 | はーいダウト〜〜 | ||||
P | え | ||||
結華 | 風邪気味、寝不足、締切間近 三峰の目を誤魔化そうったってそうはいきませーん | ||||
P | 嘘だろ、なんで……! | ||||
結華 | 朝から具合悪そうだった人が何言ってんだか | ||||
結華 | 三峰そういうの隠すために小細工するの得意だからねー、 人がやってるのもわかっちゃうんだなぁ | ||||
P | …… | ||||
結華 | プロデューサーはさ、三峰にはすぐ無茶するなって 言うくせに、自分のことは全然顧みないよね | ||||
P | それは——……その……申し訳ないとは思ってる…… でも…… | ||||
結華 | ………… | ||||
結華 | ……はいはいわかってますー これは確かに無理だけど、今必要な無理なんでしょ? | ||||
結華 | 三峰たちのかっこよくて頼れるプロデューサーでいるために 今しなくちゃいけない無理 | ||||
結華 | ……ねぇ? | ||||
P | ……『かっこよくて頼れる』に相応しいかどうかは 俺にはわからないけど……一応 | ||||
結華 | またまたぁ、謙遜しちゃって | ||||
結華 | ——まぁ、そんなことだろうなと思っておりましたので ……はい | ||||
P | えっと……差し入れ……? | ||||
結華 | そ! もうひと踏ん張り頑張ってねーって | ||||
結華 | ……無理しないで休みなって、 多分色んな人から言われてるんでしょ? | ||||
結華 | それでもやらなきゃって思うんだったら—— それがプロデューサーにとって、必要なことなんだったら | ||||
結華 | 三峰は、止めないでおいてあげる 目をつぶっててあげる | ||||
P | 結華…… | ||||
結華 | その代わり、無理がたたって倒れましたーとか、 そういうのは絶対許さないからね? | ||||
結華 | 無理を通した上で、何事もなかったように笑っていること! これが条件です | ||||
結華 | 約束できる? できないんだったら、 大人しく、みんなに心配かけないようにしてほしいんだけど | ||||
P | ………… | ||||
P | 大丈夫だ、約束する | ||||
結華 | ……あっそ! じゃあ三峰はもうここに用はないな、帰りまーす | ||||
P | ——……結華! | ||||
P | ……ありがとうな | ||||
見ていてくれ | 俺、頑張るよ | 助かるよ | |||
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P | 今日はちょっとしくじっちゃったけど…… | P | これ以上結華に心配かけないように……さ | P | 俺の気持ち……汲んでくれて |
P | 危なっかしくない—— 結華が安心して頼れるようなプロデューサーになるから | 結華 | ……ん | 結華 | ……そんな大層なものじゃないよぉ 三峰は、ただ鬼みたいなこと言っただけ |
結華 | やーだなぁ | 結華 | ——頑張りすぎて、三峰との約束破らないようにね? | P | はは……そうか |
結華 | 『そんなのとっくになってるでしょ』って—— | 結華 | そう、だから—— | ||
結華 | わかってくれてないプロデューサーなんか、 頼ってあげないよー、っだ | 結華 | Pたんはせいぜい、ずーっとかっこいいプロデューサーで いられるように、頑張ってね! | ||
P | え | ||||
結華 | ——じゃね! |
True End:だから守って、踏み込んで
結華 | ………… |
結華 | ……三峰さぁ、虫がダメなの |
P | ……うん? |
結華 | ……虫 |
結華 | 誰かと一緒にいる時は、 頑張って慌てないようにしてるけど…… |
結華 | ほんとはまわり飛ばれるだけで怖いし、 あと、触りたくないから追い払えなくて、すごく困る |
P | そうだったのか |
結華 | ……うん |
結華 | ——それからね、誰かと一緒に買い物に行くのも、 ほんとはそんなに好きじゃない |
P | えっ |
結華 | ……自分の物買おうとしてる時に、 相手のこと付き合わせちゃってるなーって感じるのが嫌でね |
結華 | 今このショップ見ててつまんなくないかなぁとか、 待たせないように選ばなきゃ、とか…… |
結華 | 色々考えてると疲れちゃって、 買い物が楽しくなくなっちゃったりして—— |
P | それは——す、すまん……! 今まで何度も付き合ってもらってるよな……! |
結華 | あっ、違うの違うの プロデューサーに文句言ったわけじゃなくて |
結華 | 誰かの買い物についてくのは大丈夫なんだ、 むしろ好きなぐらい! |
結華 | それに——…… |
結華 | ……最近は、自分の買い物の時でも……一緒にいて 嫌じゃない人がいるんだなぁって、わかってきたとこだし |
結華 | ……アンティーカのみんなとか、プロデューサーとかね |
P | そ、そうか……? |
結華 | うん |
結華 | それから——…… えっとね…… |
結華 | ……三峰の性格ってアレだから、こいつ面倒だなって 思われてないか、不安になることがあって…… |
結華 | ……そういうこと考えてる時の自分は、 ちょっと嫌になる |
P | ——それは |
結華 | えへへ、人の目が気になるのって、 人として当たり前のことだと思うんだけどさ |
結華 | でも、三峰は好きでこの性格やってるわけじゃん? だったらうじうじ気にしたりしちゃダメでしょ、みたいな |
結華 | 自分ルールとの兼ね合い? 的な? |
P | ……真面目すぎるんだ、結華は |
結華 | あは、それはプロデューサーに言われたらやばいやつだねぇ |
結華 | ……で、今みたいに自分勝手に話すくせして、 最後まで踏み込めないように自分から一歩引いちゃうのとか |
結華 | ……ずるいなって、思うの |
P | ………… |
結華 | ……ね、もう踏み込めないでしょ? |
結華 | ……ごめんね、プロデューサー |
P | ……もし、結華そう思ってるんだとしても、だ 俺は結華のしたことが、ずるいことだとは思わない |
P | むしろ、結華について教えてもらえて—— |
P | プロデューサーとして頼ってもらえてるって 気持ちになれるから、嬉しいくらいだ |
P | だから少なくとも、俺に対してはずるくない |
結華 | ———— |
結華 | それは——…… プロデューサーがずるいねぇ |
P | はは…… どっちかっていうと、そっちの方がいいな |
P | ……それで? 他には苦手なもの、ないのか? |
結華 | ………… |
結華 | あとは、多分——…… |
結華 | ………… |
結華 | ——ない |
P | ……今、踏み込んでいいか? |
結華 | えーダメだよ、ないって言ってるんだから |
結華 | っていうかプロデューサー、三峰の苦手なこと、 『踏み込まれること』だったらどうするつもり? |
P | その可能性があるから許可取ろうとしたんだろ |
結華 | あはは、やっぱ真面目〜 |
結華 | ……でもダメだよ、踏み込んじゃやだ それに、プロデューサーだったら大丈夫 |
P | ? |
結華 | 三峰が一番苦手なことは、多分——プロデューサーだったら 絶対にやらないんだろうなって思うから |
結華 | だってプロデューサー、三峰のことよく見てくれてるもん ……だから、大丈夫 |
脚注
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