【お試し/みつゴコロ】三峰 結華
2020年6月15日 (月) 21:41時点におけるSwitchback (トーク | 投稿記録)による版
【お試し/みつゴコロ】三峰 結華 | |
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カード種別 | プロデュースアイドル |
レアリティ | SSR |
実装日 | 2018/9/30 |
初出 | 真夜中発、ハロウィンワールドの旅人 おまけ付き!ガシャ |
カード排出 | 恒常ガシャ |
【お試し/みつゴコロ】三峰 結華(おためしみつごころ みつみねゆいか)は三峰結華における4枚目のプロデュースアイドルカードであり、初のSSRプロデュースアイドルである。
目次
概要
- 三峰結華にとって初のプロデュースSSR。
- イラストは事務所でのイチャつき風景(アイドルイベント「予防線なら十分」での一コマ)。普段の事務所背景と反対側を向いたレアな視点で、プロデューサーが普段座っているデスクやその上にはiPad Proらしきタブレットが見える。
- 結華が左手に持つ機器はウォークマンNW-A40ではないかと推測される[1]。
思い出アピール名
Lv.1〜Lv.4 | ごっこ遊びにご用心 |
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Lv.5 | [♡を奪え]ごっこ遊びにご用心 |
ホーム画面固有ボイス
私服 | さぁて、Pたんはいつまで おふざけってことで 流せるのかな〜? |
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私服 ★1特訓 | あーのーさぁ。ちょっとは意識 してもらえないと、三峰も立つ 瀬がないんですけどー? |
ライブ | この先は三峰たちの時間だよ ——振り落とされない覚悟はできてる? |
ライブ ★1特訓 | 三峰のハートを温めてくれちゃう 優しい人は誰? ……ほら、教えてよ |
衣装
アイドルイベント
境界線を知りたくて
P | (まずい、完全に道に迷った……! このままだと待ち合わせに遅れる……!) | ||||
P | (とりあえず結華に連絡しないと——) | ||||
結華 | あれ、プロデューサーからだ | ||||
結華 | はいもしもしー | ||||
P | すまん! 結華か? | ||||
結華 | はいはい三峰ですー どしたのプロデューサー、なんか慌ててる感じ? | ||||
P | いや申し訳ない、今ちょっと道に迷ってて……! 多分、時間通りに着けないと思う……! | ||||
P | 結華は今どこだ……? | ||||
結華 | んーと、こっちは今待ち合わせ場所に着いたとこかな | ||||
結華 | ごめんね、わかりづらいとこ指定しちゃって 駅とかにしといたら良かった | ||||
P | 結華は悪くない! 地図さえあればなんとかなると 思った俺が甘かったんだ……! | ||||
結華 | あー……この辺、道も入り組んでるし、 何より土日は人が多いもんねぇ…… | ||||
結華 | ……そだ、プロデューサー、 今いるとこから何が見える? | ||||
P | え。……そうだな……大きい交差点と、 化粧品の看板があるビルが見える…… | ||||
結華 | なるほど? そのビルってプロデューサーから見てどっち側? | ||||
P | えっと、交差点を渡って右手側、かな | ||||
結華 | おっけおっけ、じゃあその交差点渡ってから左ね | ||||
結華 | しばらく行くとクレープ屋さんがあると思うんだ、 多分路地3本目ぐらい。そしたらその通りに入って? | ||||
P | すごいな結華、わかるのか……!? というか、案内してくれるのか……!? | ||||
結華 | ご名答! 安心してナビされちゃっていいよー? | ||||
P | 待たせている上に、申し訳ない……! | ||||
結華 | やだなぁ畏まんないでって! こういう時こそお互い様! ……それよりほら、足、止まってない? | ||||
P | ああすまない! 渡って左だったよな? | ||||
結華 | そうそう、それで次は—— | ||||
結華 | よーしもうちょっと! 後はその道まっすぐ来るだけだよ〜 | ||||
P | ありがとう結華……! 助かったよ……! | ||||
結華 | …… | ||||
結華 | ね、プロデューサー | ||||
結華 | ここで三峰が動いたら、面白いことになりそうだね? | ||||
P | ——え | ||||
結華 | 逃げる三峰、追うプロデューサー…… 壮大な追いかけっこが、今、始まる……! | ||||
P | えええ!? | ||||
もう少しだけ 待ってもらえないか | 頼む! 合流させてくれ……! | ……わかった、 受けて立とう | |||
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結華 | 少しー? 別にいいけど、ほんとに少しだよー? | 結華 | おや〜? Pたん、必死だねぇ | 結華 | あれっ、乗ってくれるんだ? 珍しいね ちょっと待っててくれとか言われるかと思ってた |
結華 | じゅーう、きゅーう、はーち、なーな—— | P | そりゃあそうだよ、今結華を見失ったら、 すぐに探し出せる自信ないし……! | P | いや、待たせて迷惑をかけているのはこっちだし…… 結華がそうしたいなら、付き合いたいなと…… |
P | ——見つけた! | P | ただでさえ俺が遅れてるせいで結華に迷惑かけてるんだ、 これ以上時間を使わせるわけにはいかない | 結華 | ふふっ……! Pたん、律儀……! |
結華 | あれっ、プロデューサー!? | P | だからお願いだ、そこで待っていてくれないか……! | 結華 | 別にちょっとの遅れぐらいそんなに気にしないのにー |
P | 間に合って良かった…… いや、正確には間に合ってないんだけど…… | 結華 | あははっ、もう! プロデューサーはほんっと真面目だなぁ | 結華 | でも、三峰的にはその心意気が嬉しいよ……! |
P | 待たせて悪かった、結華……! | 結華 | こっちからふざけてるんだから、 三峰への迷惑なんて考えなくたっていいのに | 結華 | ——ということなので、追いかけっこスタート! |
結華 | あーあー、そんなに息切らしてまで 走ってこなくても良かったのに…… | P | そういうわけにはいかないよ ……この状況で何言っても説得力ないかもしれないけど…… | 結華 | せっかくのプロデューサーの心遣い、 ムダにしたくないから……! |
結華 | 大丈夫? | 結華 | 確かに! 絶賛迷子のPたんが言うと、かっこよさは半減かな? | P | あ、ああ。お手柔らかに頼む……! |
P | あ、ああ……大丈夫だ とにかく、結華が動き出す前に合流できて良かった…… | 結華 | でもほら、もう少しでそのデバフもなくなるから安心して? あ、携帯ショップの通りを右だよ〜 | 結華 | 大丈夫だよぉ、どっちに行ったかは教えたげるから |
結華 | ふふっ、ほんとにもう まさかここまで一生懸命になってくれるとは思わなかったよ | P | あ、ありがとう | 結華 | そうだねぇ……最初の待ち合わせ場所から見てー、 一番目立つビルの方に歩こっかな〜 |
結華 | せっかくのおふざけだったのになぁ ざーんねんっ | 結華 | うん | 結華 | ……ちゃーんと探し出してよね? |
結華 | ……じゃ、少し休んだら出発しよっか | 結華 | 言いつけ守って大人しく待ってるから、 早く来てよねー、プロデューサー |
消したい、もしくは覚えていたい
結華 | ねぇ兄さん—— | ||||
P | え | ||||
結華 | ? | ||||
結華 | ——っ!! | ||||
結華 | ちょっ、待っ……! | ||||
結華 | 待ってプロデューサーお願い待って! 今のはっ、なんて言うか! 違うのっ……! | ||||
P | ……兄さん…… | ||||
結華 | うわぁ忘れてってば! | ||||
P | いやぁ、すまん。珍しかったからつい | ||||
P | 用件はなんだ? | ||||
結華 | えっ……その…… | ||||
結華 | この間のレッスンの録画、見てたら意見がほしくて…… アンティーカ全員で合わせたやつ…… | ||||
P | ああ、あれか | ||||
P | そうだなぁ、他に人がいると、 結華はフォローに回りがちに見えるかな | ||||
P | バランスを取ってくれるのはもちろん嬉しいし、助かる | ||||
P | でも、もっと自分のことだけ考えて パフォーマンスをする瞬間があってもいいと思うぞ | ||||
結華 | そ、そっか…… | ||||
結華 | うーん、自分ではそこまで引いてるつもりなかったから、 今度は気を付けてみるね | ||||
P | ああ、自覚するのが難しかったら…… 結華のファンのため、って思って動いてみるのがいいかもな | ||||
P | 自分のファンが一番喜ぶのはどういう見せ方だろうって、 相手を具体的に想定して考えてみるんだ | ||||
結華 | なるほど…… | ||||
P | ……お兄さんとか | ||||
結華 | っ!? | ||||
結華 | もうっ! プロデューサー! 三峰真面目に聞いてたのに! | ||||
結華 | 面白がってるでしょ!? | ||||
P | 悪い悪い、最後だけちょっとな それ以外は真面目なアドバイスだよ | ||||
P | でも…… | ||||
お兄さんっ子だったのか | 親しみやすさが 1上がった、だな | 嬉しい間違いだよ | |||
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結華 | 違う | 結華 | 嫌だぁもう、こんなことでそのパラメーター上げたくない! | 結華 | 嬉しいって……Pたんねぇ 人の間違いがそんなに面白い? |
P | ……違うのか? | P | そうか? 良いギャップだと思うんだけど | P | 違うよ、そうじゃなくて |
結華 | っ…… | 結華 | …… | P | お兄さんと呼び間違えたってことは、 それだけ事務所でリラックスできてるってことだろ? |
結華 | 別に、仲が悪いとか、そこまでではないけどね……? でも、お兄さんっ子ってほどでもないと言うか…… | 結華 | 嘘ばっかり | P | ここが結華にとって居心地のいい場所になってるなら、 プロデューサーとしては嬉しい限りだなって |
結華 | ……なんかこれすごい墓穴掘ってる気がする…… | P | あれ、なんでわかるんだ? | 結華 | っ……! |
P | そうか? | 結華 | 思いっきりニヤニヤしちゃってるからですよ! ええ、ええ、それはもう! わかりますとも! | 結華 | プロデューサー…… 今のはさぁ……ちょっとさぁ…… |
結華 | ……いやね、なんか今度、 弟も一緒にこっちまで出てくるって言うからさぁ | 結華 | 本気でそう思ってたらそんな顔してないでしょ、 プロデューサー | P | えっ、なんだ!? 何かまずいこと言ったか!? |
結華 | 案内した方がいいかなーとか、ちょっと考えてたわけですよ | P | いやでも、冗談で言ってるわけじゃないんだぞ | 結華 | は〜……自覚ナシとか…… これだから…… |
P | そうだったのか! ならきちんと時間を取った方がいいな、 お兄さんたち絶対喜ぶぞ | P | ……半分くらいは | P | す、すまん……? |
P | 日取りが決まったら教えてくれ! スケジュールは調整しとくから | 結華 | この〜! 引っ張りすぎだよPたんのバカ! | 結華 | そこで謝っちゃうとことかも、ぜーんぜんわかってない…… |
結華 | あー…… 当日、絶対プロデューサーと出くわさないようにしよ…… | 結華 | 三峰、拗ねたらめんどくさいんですからねー? 知らないんだから | 結華 | Pたんってば、存外タチ悪いよね〜 |
P | えっ | P | おお、それは困ったな | 結華 | ……これは苦労しそうだなぁ |
P | (それって、俺には会わせたくないってことだよな……!? ……まだ、そこまで信用してもらえてはない、か……) | 結華 | だったら上々! 思う存分困って、 三峰の機嫌を取ってくださいな、プロデューサー? | ||
P | (ショックだけど…… もっと近づけるように、頑張らないと……!) | ||||
結華 | ……兄さんたちになんてからかわれるか わかったもんじゃないし |
予防線なら十分
P | お疲れ様です |
結華 | おっ、プロデューサー! いいところに! |
結華 | ちょっと聞きたいことがあるんだけどさぁ、 とりあえずこっち来てもらってもいい? |
P | お、おう……? |
P | (なんだろう……プレイヤーを持ってるってことは、 ボイスレッスン関連のこととか……?) |
結華 | ほらほら、おいで〜? |
結華 | イヤホン取れちゃったらやだから…… |
結華 | ——ね、もっと近くに行ってもいい? |
結華 | ダメ、かな……? |
P | !? |
結華 | …… |
結華 | ——あはは、なーんちゃって! Pたんすっごくビックリしてる〜! |
結華 | どう? ちょっとはときめきましたー? |
P | と、ときめくってどういう…… |
結華 | いやぁほら、こういうのってさ、巷じゃ 憧れのシチュエーション、なんて呼ばれたりするじゃん? |
結華 | 三峰的にどんな感じか、そしてされた側はどう思うのか、 体験してみたくって |
結華 | この間もらった取材用のアンケートにね、 おんなじような質問があったんだよ |
結華 | 三峰そういうの馴染みないし、でも嘘答えるのは嫌だし、 だったら試しちゃえーって! |
結華 | ということで、 Pたんには実験台になっていただきましたー! |
P | そ、そういうことだったのか…… すまん、またお得意のからかいかと…… |
結華 | ああうん、それはもちろんそう 半分ぐらいはそう |
P | っ、結華〜……! |
結華 | ごめんって、怒らないでよプロデューサー! 実践してみたかったっていうのも本当なんだから! |
P | 油断も隙もない…… ……ああほら、イヤホン返すな |
結華 | ん、ありがと |
P | 探究心があるのはいいけど、こういうのはただの悪戯とも 取られかねないんだから、相手には気をつけること |
P | そもそも俺なんかで試すんじゃない |
結華 | ……もしかして、嫌だった? |
P | そうじゃなくて、こういうのはからかい半分で やるもんじゃないぞってこと |
P | わかったか? |
結華 | ……はーい |
結華 | でもね、プロデューサー |
結華 | 三峰、プロデューサーが相手だからやったんだよ? |
結華 | 信頼するプロデューサーが相手じゃなかったら、 こんなこと試したりしてないんだよ? |
P | 結華…… |
P | 反省してないだろ……!? |
結華 | …… |
結華 | あはっ、だ〜いせ〜いか〜い♪ |
結華 | ご忠告はありがたーく頂戴しますが、 実際に改善するかは検討させていただきますってね! |
結華 | そんなわけだから、 今後も三峰からの奇襲には要注意だよ? プロデューサー! |
なんて優しくてずるい人!
P | (あれ。おかしいな、電気が…… この時間はもう誰もいないはずじゃ……?) | ||||
P | お疲れ様です—— | ||||
結華 | ………… | ||||
P | (ああ、結華だったのか) | ||||
結華 | んん………… | ||||
P | (雑誌に音楽プレーヤーにタブレット…… 事務所の資料で勉強してたんだろうなぁ) | ||||
P | (それにファンレターも……大事に抱えて…… 新しく届いてたやつ、ひとりで読んでたのか) | ||||
P | (……ってことは、これ多分、事務所が空く時間を 狙って来たんだよな……? となると……うーん……) | ||||
P | ……どうするか | ||||
P | (起こしたら俺に見つかったことがわかっちゃうし…… かと言って、こんな時間に放って帰るわけにもいかないし) | ||||
P | (…………) | ||||
P | (どっちにしても冷えるよな! 何か掛けてから考えよう 確か向こうにブランケットがあったはず——) | ||||
P | あったあった | ||||
結華 | うん……? | ||||
P | あ | ||||
結華 | プロデューサー……? | ||||
結華 | っ! | ||||
結華 | なんで!? 今日直帰じゃなかったの!? えっ、もしかしてもう朝!? | ||||
結華 | 嘘っ、ごめんなさい! 時間やばかったりとか—— | ||||
P | ああいや、そんなに焦らなくても大丈夫だぞ 遅いけど、まだ今日だ。朝じゃない | ||||
結華 | そっ……か、良かったぁ…… | ||||
結華 | プロデューサー、夜は来ないって聞いてたから もう朝なのかと…… | ||||
P | ごめん、勘違いさせたな | ||||
結華 | いや、もとはと言えば三峰が悪いから! ごめんなさい、勝手に事務所に一泊しそうになって | ||||
結華 | 呼び間違いもそうだし、 Pたんには変なとこ見られてばっかだなぁ | ||||
結華 | 隠れてお勉強〜なんて一番バレちゃダメなやつじゃんね、 恥ずかしいったら…… | ||||
P | 結華、それは…… | ||||
俺こそ、 気付かせて悪かった | 恥ずかしがる ことじゃない | 俺は何も見てないし 聞いてない! | |||
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結華 | やだなぁさっきからー Pたんが謝ること、何もないでしょ? | P | どうあれ、結華が一生懸命なことに変わりはないんだ 隠す必要も、恥ずかしがる必要もないと思うぞ | 結華 | え |
P | いや、今起きたら結華は気にするだろうなーって わかってたんだ | 結華 | まーたPたんはそうやって真正面から褒める〜 | P | だから大丈夫だ! 結華がきまり悪く思う必要は全然ないぞ! |
P | だからこう、もっとスマートにブランケットだけ掛けて 退散できてれば良かったんだけど…… | P | そりゃあ褒めるべきことをやってるんだから褒めるだろう ——今日も遅くまでお疲れ様、結華 | 結華 | ……っふ、あはは! それは無理があるでしょプロデューサー! |
結華 | プロデューサー、そんなこと思ってたの? | 結華 | えー…… | 結華 | ブランケットまで持ってきてくれてるのに、 見てないって……! ふふっ…… |
P | ? ああ。結華は、こういうところを見られるの 好きじゃないんじゃないかと思って…… | P | えー……って。不満か? | 結華 | Pたんたまにすごいこと言うよね? ふふっ、はぁ、おっかしー……! |
結華 | あーららぁ…… 見破られちゃってるとか…… | 結華 | まぁ……不満と言うか、なんと言うか…… | P | ……いや、まぁ、それはそうなんだけどな? でもほら、そういうことにしておこう、みたいな……! |
P | もうちょっと上手く気配でも消せていれば—— | 結華 | だってさ、今の三峰、割と格好つかなくない? | 結華 | 三峰のために? |
結華 | いいよいいよプロデューサー、 そんな忍者みたいなスキルゲットしようとしなくても | P | んー……俺はそう思わないけど | P | そ、そのつもりだった |
結華 | ……別にプロデューサーだったら、 見つけてもらうのも悪くないかなって感じしてるしね | P | でも、仮に格好がついてないとしても、別にいいだろ 本番で格好つけられてれば十分だ | 結華 | そっかそっか ……ふふっ、ありがとね |
P | そ、そうか……? | P | まだ練習中、研究中の時まで完璧でいようとしたら 大変になっちゃうからな | 結華 | Pたんのおかげで、なんかもう見られてもいいじゃんって 気がしてきたよ |
結華 | そうそう! | 結華 | っ! | P | そうか……? なら良いんだけど…… |
結華 | ——こんなこと滅多に言わないんだから、 特別だって自覚は持ってほしいところだけど | 結華 | ふーん……? | P | いや良くないのか……? あんまりマシな策じゃなかったってことだよな……? |
P | 結華? | 結華 | プロデューサーがそう言ってくれるんなら、 まぁいっか…… | 結華 | 違う違う プロデューサーの優しさが身に沁みたって話だよ! |
結華 | ん! なんでもなーい |
True End:装う暇なんてないくらいに
結華 | プロデューサー、これっ、この手紙……! |
結華 | プロデューサーが書いたんでしょ……!? |
P | ああ、気付かれたかぁ |
結華 | 当たり前! こんなの書けるのプロデューサーしかいないじゃん……! |
結華 | ファンレターに自分からの手紙混ぜとくとか、 キザにも程があるから……! |
P | はは、それを言われると痛いなぁ |
結華 | っていうか運任せすぎっ 三峰が気付かなかったらどうするつもりで—— |
P | 結華は、ファンレターをすごく大切にしてるからさ |
P | さっきは、気付かれたかぁとか言ったけど、 きっと見つけてもらえると思ってたんだ |
結華 | っ……! |
P | 予想通りだったな ちゃんと読んでくれてありがとう、結華 |
結華 | ああもう……何その信頼……! |
結華 | そもそも、手紙もらったの……三峰の方だから……! お礼とかそれ……こっちの台詞だし……! |
P | そんなことはないさ |
P | 三峰がスカウトを受けてくれたから、 俺は結華とここまで一緒に頑張ることができたんだし |
P | 結華がレッスンもステージもいつも全力でいてくれたから、 立派なアイドルを支える仕事ができたんだし |
P | 結華への感謝は、いくらしたってし足りないくらいだぞ? 手紙にも書いただろ? |
P | ——だからさ 本当に、今までありがとうな |
結華 | 〜〜〜〜っ!? |
結華 | ——だっ……から……! プロデューサーは、もう……! |
結華 | 三峰からお礼言うタイミング奪わないでってば、 このおバカっ |
結華 | そんなの三峰だってねぇ、 三峰だって最初からずーっと感謝してるから! |
結華 | プロデューサーがスカウトしてくれたから、 アイドルにだってなれたんだし! |
結華 | プロデューサーが一緒に頑張ってくれるから、 ここまでやってこれたんだし! |
結華 | プロデューサーのためだったら、 プロデューサーが応援してくれる私だったら—— |
結華 | 今よりもっと進めるのかもしれないって、 そのためだったらどんな努力でもしてみせるって—— |
結華 | そう思ってるっていうの! そこんとこちゃんとわかってる? |
結華 | はぁっ……はぁっ…… |
P | ——……! あ、熱い……な…… |
結華 | あー、違う……! ……だから、その……ほらぁ…… |
結華 | ——…… |
結華 | 私の方こそ、ありがとう……プロデューサー…… |
結華 | 変な言い方になっちゃったけど、今のは…… ほんとに、私の気持ち……だから |
結華 | これからもプロデューサーと、アイドルやりたいって…… |
結華 | そういう…… |
P | ——! 結華……! |
P | ああ、ああ……! こちらこそだよ結華、ありがとう……! |
結華 | ……っ、やめてよねー これじゃ、ありがとう合戦になっちゃうじゃん…… |
P | それでもいいよ、だってそれだけ嬉しいんだから |
結華 | っ、プロデューサーと話してると、 ほんっと恥ずかしくてどうにかなりそうな時ある……! |
結華 | ……だから、こんなことまで言うつもりなかったのに…… |
P | ……えーと、すまん…… はしゃぎすぎたか……? |
結華 | …… |
結華 | ……別にー? Pたんが嬉しいって言ってくれるなら、それはそれで |
結華 | 言うつもりはなかったけど、もう言っちゃったんだし、 結果オーライって感じ |
結華 | ……だから、三峰の気持ち、 受け取って、大事にしてくれたら嬉しいな |
結華 | 今日は勢い任せになっちゃったけど—— |
結華 | いつかはもっと、素直に言えるようになるからさ |
思い出いっぱい!283メモリーアルバムにおける振り返り
結華 | 彼女とデートなう とかで使っていいよ~? みたいな1枚じゃない? |
結華 | ……まぁ、他の人に見せたら怒りますけどね? |