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【それなら目をつぶりましょう】三峰 結華

2020年6月15日 (月) 21:42時点におけるSwitchback (トーク | 投稿記録)による版
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【それなら目をつぶりましょう】三峰 結華1.jpg
【それなら目をつぶりましょう】三峰 結華2.jpg
カード種別プロデュースアイドル
レアリティSSR
実装日2019/5/10
初出3.2.1で逃避行! 結華ガシャ
カード排出恒常ガシャ

【それなら目をつぶりましょう】三峰 結華(それならめをつぶりましょう みつみねゆいか)は三峰結華における6枚目のプロデュースアイドルカードである。

目次

概要

 
結華の所持するカメラ
  • 三峰結華2枚目のプロデュースSSR。公式プロフィールに多数並べられた趣味の2つ目「カメラ」がフィーチャーされた。
  • 背景は、表参道〜原宿を通る都道413号から1本裏に入った路地の交差点[1]
  • 手にしているカメラはFUJIFILM X-T3のシルバーカラーモデルが最も見た目が近い。
    該当機種は富士フイルムのミラーレス機の中でも最新フラッグシップ機(2019年9月現在)のひとつであり、発売当初の販売価格はボディのみで20万円、レンズキットで25万円であった[2]

思い出アピール名

Lv.1〜Lv.4 心に映して
Lv.5 [瞳に留めて]心に映して

ホーム画面固有ボイス

私服当たり前だけど、なんでもホイホイ
写真撮ってるわけじゃないからね?
私服 ★1特訓
ライブ三峰にとっては空も通り道ってね!
さて、派手に始めましょうか!
ライブ ★1特訓

衣装

アイコンSDキャラ立ち絵
私服衣装   
ライブ衣装   

アイドルイベント

じゃあ消しちゃう♡

 
結華
にゃ、にゃ、にゃーん♪
P(——ん……? あれは——)
 
結華
キジトラちゃん、お前は可愛いにゃあ……
もしかしてこの辺のアイドルなんじゃないかにゃー?
 
結華
……よーしよしよし……!
そのまま動かないでにゃー……!
P——可愛い猫だな
 
結華
にゃっ!?
 
結華
あっ……! ああー……!
 
結華
行っちゃった……
Pす、すまん……!
驚かすつもりはなかったんだけど……
 
結華
……プロデューサー……
Pいや、本当に申し訳ない……
猫とじゃれてるだけだと思ったんだ
P写真撮ろうとしてたとは——
とにかく、邪魔しちゃって悪かった……
 
結華
……
 
結華
……は〜、でもしょうがないかぁ
 
結華
大きい声出してビックリさせちゃったのは三峰だしね、
今回のことはちょっとした事故ってことで許しましょう
P悪いな……
 
結華
——まぁ
プロデューサーが被写体になってくれたら、なんだけど
Pわ……!? ま、待ってくれ……!
 
結華
えー? 申し訳なく思ってるなら、
大人しく撮られてよプロデューサー
 
結華
三峰が撮り損ねちゃったキジトラちゃんのように
愛らしく! こう、たまらない感じで!
P俺に何を求めてるんだ……!?
P写真、慣れてないんだって……!
頼むから勘弁してくれ……!
 
結華
あーあーもう、そんなに慌てなくたっていいのにー
 
結華
——はい、もう構えてないから安心してどうぞ
P……助かるよ……
俺じゃ猫の代わりは絶対務まらないしな……
 
結華
そうでもないと思うけどー?
さっきの逃げ回りっぷりは見ものだったし
P見ものって……
ああ……まぁいいや……
P——それにしても、ずいぶん猫好きなんだな
すごく可愛がってたじゃないか
 
結華
まぁねー
実家で飼ってたからさ、やっぱり特別だよ
 
結華
三峰今一人暮らしだからそうそう飼えないし
見かけたら構っちゃうんだぁ
Pへぇ……!
それじゃ、さっきみたいに写真もよく撮ってるのか?
 
結華
もっちろん! 猫撮るのは上手いよー
興味を引いて、ちゃんとこっちを向いてる時にパシャッとね
 
結華
——こんな感じで
P!?
 
結華
はーい、プロデューサーさんの油断の表情、
頂いちゃいましたぁ
P不意打ちは卑怯だぞ……!?
 
結華
何をおっしゃいます、
写真苦手な人を撮るときの基本でしょう
 
結華
『撮るよー』なんて予告与えたら
逃げるか固まるかしちゃうんだから
 
結華
シャッターはこっそり素早く気付かれないように
——これ鉄則です
P……みんなにやったら怒られるからな……
 
結華
だーいじょうぶ!
女の子相手にこんなことしないもん
 
結華
Pたんにだけ特別だよぉ
Pそう言われたって騙されないぞ……!
……消してくれよ、その写真
 
結華
ええーっ!?
やだよ、せっかくいい顔撮れたのにー!
Pそれはほら、心のアルバムにさ——
 
結華
やーだー、三峰データでほしーい!
 
結華
——……まぁでも?
 
結華
プロデューサーがどうしてもって言うなら?
応じてあげなくもないけど?
 
結華
その場合の交換条件は高くつくよー?
どうする、Pたん?
P……交渉を始めようじゃないか
 
結華
あははっ、おーけーおーけー!
 
結華
——三峰が納得できなかったら、
この写真は大事に大事に保存しておくからね!

勘違いじゃつまらないでしょう?

 
結華&P
う〜〜〜〜ん…………
 
結華
……三峰らしさって考えると、こっちじゃない?
Pああ、俺もそう思う
P……ただ、少し違った一面を見せる、っていうのも
捨てがたい気がして……
 
結華
……なるほど?
それでそっちの服なわけか……
 
結華
うーん……衣装の道は奥深いね〜……
 
結華
私服風とはいえ三峰の好みだけで選んでいいわけじゃないし
かと言って三峰っぽくない服になるのもよくないし……
P……結華としてはどうだろう
俺が選んだ方は好みじゃないかもしれないけど……
 
結華
や、そんなことはないない!
 
結華
むしろPたん、よく三峰が気になりそうなの
見つけてこれたなーって感じ
Pそ、そうか……?
 
結華
うん、さっすが三峰のPたんだよ?
三峰の好み、わかってきてくれたんだねぇ。嬉しい!
Pそ、そうか……!
それならよかった、うん……!
 
結華
えー、なぁにー?
ちょっと喜びすぎじゃない?
Pいや、結華はすごくおしゃれだからさ
Pその結華に間違わず提案できたんだったら、それはものすごく嬉しいことだと思って——
 
結華
あははっ、もう何それー
そんなたいしたことじゃないでしょ
 
結華
そもそも三峰、Pたんのその辺のスキルは絶対成長する!
って、確信してたよ?
 
結華
だってPたんだったら、
三峰のためにしっかり勉強してくれるはずだもん
P結華……!
 
店員
——私もそう思います〜
そちらのアイテム、とっても彼女さんにお似合いですもの
 
結華&P
えっ
 
店員
彼氏さん、彼女さんのことを
よく見てらっしゃるんですね〜
 
店員
それに、すっごく真剣に悩んでくださってて!
うらやましいです〜
 
結華
————
Pあっ、いや……!
俺たちはその——!
 
結華
——ええはい〜〜、そうなんですよ〜〜!
私もすっごく助かってて〜〜!
P(——!?)
 
結華
私って買い物長くなりがちなんですけど、
ちゃんと最後まで付き合ってくれますし
 
結華
たくさん試着しても許してくれる——っていうか、
むしろ一生懸命どれが似合うか見てくれたりとかぁ
 
店員
ひゃ〜〜……!
彼女さん、とっても大事にされてるじゃないですかぁ
 
結華
わ……! やめてください……!
恥ずかしいです〜……!
 
結華
……えっと、そんなわけでー……この人の好み、もう少し
じっくり聞きたいなぁなんて思ってるんですけどー……
 
店員
あら! ふふっ、失礼いたしました〜
何かご用がありましたら、遠慮なくお声がけくださいね〜
 
結華
はい〜〜、ありがとうございま〜〜す
 
結華
……ふう、演技しゅうりょーう
 
結華
おーい、プロデューサー?
もう大丈夫だよー、戻ってきてー?
P……あ、ああ……
P……いや、なんだ……
今、すごくビックリした……
 
結華
そうだねぇ……
三峰たち、そう見られちゃうこともあるんだねぇ……
P結華が上手く対応してくれて助かったよ
 
結華
店員さんの話に乗っとくのが一番無難かなーと思ってさ
恋人と服買いに来るって、別におかしいことじゃないし
 
結華
……逆に、『アイドルとプロデューサー』なんて
関係の方が、興味津々になっちゃったりするじゃん?
 
結華
——まぁ、誰かさんは思いっきり説明しようと
してましたが!
P面目ない……
咄嗟になんにも出てこなくて……
 
結華
まぁ、Pたんらしいっちゃらしいけども
やっぱ真面目だよねぇ
P真面目っていうか、なぁ……
処理落ちしてただけだよ結華は機転が利くよな嫌じゃなかったか?
P 予想外の勘違いに対して、
驚きの返答が飛んでいったから……
Pさすがの対応力だよ
俺も見習っていかないと
 
結華
えっ、何が?
 
結華
あははっ、何その言い方ー
そんなに意外だった?
 
結華
ふふっ、お褒めに与り光栄でーすPいや、俺なんかと恋人に間違われたわけだから
P いや、思いきりがよすぎてな
急なアドリブを振られたらどうしようかと……
 
結華
……でもさPたん、今回の件は、
ただ機転が利くからってだけじゃないかもよ?
 
結華
……Pたぁん、何その弱気発言は
あんまりなこと言ってるとさすがの三峰も怒っちゃうぞー?
 
結華
そっちの心配かPPそういうんじゃなくて、
結華が嫌な気持ちになってたら嫌だなって——
 
結華
大丈夫だよぉ、
三峰がPたんにそんな無茶させるわけないでしょ?
 
結華
——そういうふうに見られた時のことを
あらかじめ考えていた——
 
結華
はぁい
いいですかー、よく聞いてー
 
結華
三峰だけでちゃんと捌きます 
結華
要するにイメトレの可能性、とか! 
結華
……三峰、一緒にいて恥ずかしい人に
プロデュースしてもらってる覚えはないよ
P ……それならありがたいP——やっぱりすごいな
そうやってすぐ冗談だって思いつけるんだから
 
結華
ちゃんと信用できる人に、アイドルの三峰を預けてるの
だからこんなことで気分を害したりしませーん
 
結華
まったくー、信用ないんだもんなぁ 
結華
え、ええー……!
そんな、真っ直ぐ褒められましても……!
 
結華
そんなに恩知らずじゃないつもりですけど?
P頭の回転が速いのは結華の強みだ
大切にしていこう
P結華……
 
結華
……ずいぶん綺麗にスルーしてくれちゃってぇ…… 
結華
——そんなわけで、本人に自分を下げられちゃうと
とっても悲しいんだけどなぁ
P結華?P……す、すみません
 
結華
——なんでもありませーん! 
結華
——わかればよろしい!
P……結華
 
結華
うん?
Pごめんな、ありがとう
 
結華
ふふっ、なんのことやら!

さぁ! ふたりで悪だくみを!

P……さて結華、聞いてくれるか
 
結華
もちろんですとも!
どしたの、プロデューサー?
P……ここに、シュークリームが5つある
 
結華
わぁ素敵!
その箱は新しくできた話題のお店のものでは!?
Pああそうだ。俺は今日のアンティーカの差し入れ用に、
シュークリームを5つ買ったんだ
 
結華
ふんふん、それはありがとうございます
P——……ただな
 
結華
? ただ?
P開店キャンペーンで、くじをやっていた
それを引いた結果、俺は——
 
結華
!?
ケーキボックスがもうひとつ……!?
Pそう……! 追加のシュークリームをふたつ、
手に入れてしまったんだ……!
 
結華
……なんてことでしょう……!!
 
結華
……それで?
Pはは、乗ってもらって悪いな
Pそれで、だ
分けられないわけだから、追加のふたつは余分だろ?
P事務所にはまだ、結華と俺しかいない
だから——
 
結華
三峰と悪いことがしたい——
ってお誘い?
P話が早くて助かるよ
Pみんなが来る前に、ふたりで食べちゃわないか?
 
結華
ふふっ、いいよぉ
さーんせーい!
 
結華
……でもプロデューサー、いけないんだぁ
Pははは、内緒で頼むぞ
結華を見込んで話を持ちかけてるんだ
 
結華
おおっ、言ってくれるじゃーん?
 
結華
たまたま事務所にいたのが三峰だったから、
三峰に分けてくれてるだけのくせにー
Pいや、そうでもない
P——結華の言う通り、たまたま結華が事務所にいたから
ふざけたってのも本当だけど
Pここに結華がいなかったらふざけてもいなかった
P——そういう意味では、
最初から結華と食べるつもりだったんだからさ
 
結華
お……
 
結華
……今の、ちょっとグッときたよプロデューサー
Pそうか?
 
結華
そうとも!
 
結華
早起きは三文の徳——じゃないけど、
今日は早く来といてよかったなって感じ!
こういうの、
わくわくするしな
シュークリームは
罪の味だもんな
……まぁちょっと、
罪悪感もあるけど
 
結華
見つかっちゃうかもしれないスリル、
難しいミッションを相棒とこなしていく高揚感——!
Pふたつもあったらなおさらだ 
結華
あらら弱気!
ダメだよー、そういうこと言ってるとよくないことが——
 
結華
そしてご褒美の美味しいスイーツ! ってね! 
結華
それもそうだけど——ふふっ 
結華&P
 
結華
……ん〜! クリームたっぷりで最高〜!
秘密の味は甘くて美味しいなぁ
Pうん? 
結華
ほら言わんこっちゃない! 誰か来ちゃった!
はいはい早くたいらげて〜!
P 結華も悪だなぁ 
結華
特別扱いって、嬉しいものじゃん?
三峰的には、いいなって思ったのはそっちの方かな
Pんむっ、んん、待っ——!
 
結華
いいえー、Pたんほどでは! 
結華
プロデューサーは三峰のこと—— 
結華
あーもー、はみ出てるはみ出てる
 
結華
一緒に悪だくみできるほど、
息の合ったパートナーと思ってくれてるみたいだしね
 
結華
こ・こ! 口元、クリームついてるよ
証拠隠滅はちゃーんとお願いね、相棒さん?

私だけは見逃してあげるから

P(……こっちの資料を明後日までに片付けて……
社長から頼まれてたやつは……今週中だったよな……?)
P(——あっ、雑誌のアンケートも回収しないと……!?
P(……まずい…………頭痛がぶり返してきた……
薬切れたかな……この忙しい時に風邪とかなぁ……)
 
結華
お疲れ様でーす
P——えっ
……あれ、結華……?
Pどうした?
レッスンの後は上がる予定だったんじゃ——
 
結華
いやぁ、そのつもりだったんだけどね?
ちょっと用事できちゃってさぁ
 
結華
——ねぇねぇプロデューサー、大丈夫?
Pうん? 時間のことか? だったら大丈夫だぞ
何か相談事か?
 
結華
あー……うーん……
 
結華
そうじゃなくて
……プロデューサーは、大丈夫?
P……?
 
結華
わー、すごい『わかってません!』って顔!
 
結華
……あのね? 三峰は、
『プロデューサーの体調は大丈夫ですか?』って聞いてるの
 
結華
無理はしてませんか? 大丈夫ですか? の意味ね
——ここまでおっけー?
Pお、おーけー……
 
結華
で? じゃあお返事は?
Pええと、そうか。そういうことだったんだな……
でも、そうだとしても大丈夫だよ
P無理はしてないし、元気だ
 
結華
はーいダウト〜〜
P
 
結華
風邪気味、寝不足、締切間近
三峰の目を誤魔化そうったってそうはいきませーん
P嘘だろ、なんで……!
 
結華
朝から具合悪そうだった人が何言ってんだか
 
結華
三峰そういうの隠すために小細工するの得意だからねー、
人がやってるのもわかっちゃうんだなぁ
P……
 
結華
プロデューサーはさ、三峰にはすぐ無茶するなって
言うくせに、自分のことは全然顧みないよね
Pそれは——……その……申し訳ないとは思ってる……
でも……
 
結華
…………
 
結華
……はいはいわかってますー
これは確かに無理だけど、今必要な無理なんでしょ?
 
結華
三峰たちのかっこよくて頼れるプロデューサーでいるために
今しなくちゃいけない無理
 
結華
……ねぇ?
P……『かっこよくて頼れる』に相応しいかどうかは
俺にはわからないけど……一応
 
結華
またまたぁ、謙遜しちゃって
 
結華
——まぁ、そんなことだろうなと思っておりましたので
……はい
Pえっと……差し入れ……?
 
結華
そ!
もうひと踏ん張り頑張ってねーって
 
結華
……無理しないで休みなって、
多分色んな人から言われてるんでしょ?
 
結華
それでもやらなきゃって思うんだったら——
それがプロデューサーにとって、必要なことなんだったら
 
結華
三峰は、止めないでおいてあげる
目をつぶっててあげる
P結華……
 
結華
その代わり、無理がたたって倒れましたーとか、
そういうのは絶対許さないからね?
 
結華
無理を通した上で、何事もなかったように笑っていること!
これが条件です
 
結華
約束できる? できないんだったら、
大人しく、みんなに心配かけないようにしてほしいんだけど
P…………
P大丈夫だ、約束する
 
結華
……あっそ!
じゃあ三峰はもうここに用はないな、帰りまーす
P——……結華!
P……ありがとうな
見ていてくれ俺、頑張るよ助かるよ
P 今日はちょっとしくじっちゃったけど……Pこれ以上結華に心配かけないように……さP俺の気持ち……汲んでくれて
P 危なっかしくない——
結華が安心して頼れるようなプロデューサーになるから
 
結華
……ん 
結華
……そんな大層なものじゃないよぉ
三峰は、ただ鬼みたいなこと言っただけ
 
結華
やーだなぁ 
結華
——頑張りすぎて、三峰との約束破らないようにね?Pはは……そうか
 
結華
『そんなのとっくになってるでしょ』って—— 
結華
そう、だから——
 
結華
わかってくれてないプロデューサーなんか、
頼ってあげないよー、っだ
 
結華
Pたんはせいぜい、ずーっとかっこいいプロデューサーで
いられるように、頑張ってね!
P
 
結華
——じゃね!

True End:だから守って、踏み込んで

 
結華
…………
 
結華
……三峰さぁ、虫がダメなの
P……うん?
 
結華
……虫
 
結華
誰かと一緒にいる時は、
頑張って慌てないようにしてるけど……
 
結華
ほんとはまわり飛ばれるだけで怖いし、
あと、触りたくないから追い払えなくて、すごく困る
Pそうだったのか
 
結華
……うん
 
結華
——それからね、誰かと一緒に買い物に行くのも、
ほんとはそんなに好きじゃない
Pえっ
 
結華
……自分の物買おうとしてる時に、
相手のこと付き合わせちゃってるなーって感じるのが嫌でね
 
結華
今このショップ見ててつまんなくないかなぁとか、
待たせないように選ばなきゃ、とか……
 
結華
色々考えてると疲れちゃって、
買い物が楽しくなくなっちゃったりして——
Pそれは——す、すまん……!
今まで何度も付き合ってもらってるよな……!
 
結華
あっ、違うの違うの
プロデューサーに文句言ったわけじゃなくて
 
結華
誰かの買い物についてくのは大丈夫なんだ、
むしろ好きなぐらい!
 
結華
それに——……
 
結華
……最近は、自分の買い物の時でも……一緒にいて
嫌じゃない人がいるんだなぁって、わかってきたとこだし
 
結華
……アンティーカのみんなとか、プロデューサーとかね
Pそ、そうか……?
 
結華
うん
 
結華
それから——……
えっとね……
 
結華
……三峰の性格ってアレだから、こいつ面倒だなって
思われてないか、不安になることがあって……
 
結華
……そういうこと考えてる時の自分は、
ちょっと嫌になる
P——それは
 
結華
えへへ、人の目が気になるのって、
人として当たり前のことだと思うんだけどさ
 
結華
でも、三峰は好きでこの性格やってるわけじゃん?
だったらうじうじ気にしたりしちゃダメでしょ、みたいな
 
結華
自分ルールとの兼ね合い? 的な?
P……真面目すぎるんだ、結華は
 
結華
あは、それはプロデューサーに言われたらやばいやつだねぇ
 
結華
……で、今みたいに自分勝手に話すくせして、
最後まで踏み込めないように自分から一歩引いちゃうのとか
 
結華
……ずるいなって、思うの
P…………
 
結華
……ね、もう踏み込めないでしょ?
 
結華
……ごめんね、プロデューサー
P……もし、結華そう思ってるんだとしても、だ
俺は結華のしたことが、ずるいことだとは思わない
Pむしろ、結華について教えてもらえて——
Pプロデューサーとして頼ってもらえてるって
気持ちになれるから、嬉しいくらいだ
Pだから少なくとも、俺に対してはずるくない
 
結華
————
 
結華
それは——……
プロデューサーがずるいねぇ
Pはは……
どっちかっていうと、そっちの方がいいな
P……それで?
他には苦手なもの、ないのか?
 
結華
…………
 
結華
あとは、多分——……
 
結華
…………
 
結華
——ない
P……今、踏み込んでいいか?
 
結華
えーダメだよ、ないって言ってるんだから
 
結華
っていうかプロデューサー、三峰の苦手なこと、
『踏み込まれること』だったらどうするつもり?
Pその可能性があるから許可取ろうとしたんだろ
 
結華
あはは、やっぱ真面目〜
 
結華
……でもダメだよ、踏み込んじゃやだ
それに、プロデューサーだったら大丈夫
P
 
結華
三峰が一番苦手なことは、多分——プロデューサーだったら
絶対にやらないんだろうなって思うから
 
結華
だってプロデューサー、三峰のことよく見てくれてるもん
……だから、大丈夫

脚注