【雲間のモーメント】白瀬 咲耶
ナビゲーションに移動
検索に移動
【雲間のモーメント】白瀬 咲耶 | |
---|---|
カード種別 | サポートアイドル |
レアリティ | SR |
感謝祭アイデア | ビジュアル |
実装日 | 2018/8/20 |
初出 | イベント「サマーフェスティバル」報酬 |
カード排出 | イベント報酬 →プチセレクションチケット1枚 |
【雲間のモーメント】白瀬 咲耶は、白瀬咲耶における5枚目のサポートアイドルカードである。
目次
概要
- 白瀬咲耶の初めてのサポートSR。咲耶のカードがイベント報酬として実装されるのは初。
- イベント終了後しばらくは再入手ができない状況が続いたが、現在はイベントショップのチケット交換からプチセレクションチケット1枚で入手できるようになった。
- サポートイベント「雨の中に、見えるもの」で結華が語る傘の話は【雨色、上機嫌】三峰 結華のアイドルイベントでも語られている。
所有スキル
スキルパネル
ライブスキル
スキル名 | 効果 | 解放条件 |
---|---|---|
ボーカルアピールIII | Vocal2倍アピール | - |
雲間のモーメント | 興味50%DOWN [1ターン] | 特訓4回目 |
パッシブスキル
効果 | 条件 | 発動確率 | 最大発動回数 | 解放条件 |
---|---|---|---|---|
Vocal4%UP | 咲耶 | 10% | 1回 | - |
Vocal4%UP | メンタル74%以下 | 20% | 1回 | - |
Vocal12%UP | Vocal担当 | 30% | 1回 | 特訓1回目 |
Vocal4%UP | 咲耶 | 30% | 2回 | サポートイベント「雨やんで、浮かぶ彩」閲覧後 |
Vocal20%UP | 4ターン以降 | 40% | 1回 | 特訓2回目 |
その他
スキル名 | 効果 | 解放条件 |
---|---|---|
Vocal上限UP | Vocal上限+50 | 特訓3回目 |
所持スキル
ライブスキル
スキル名 | 効果 | 解放条件 |
---|---|---|
ボーカルアピールIII | Vocal2倍アピール | - |
サポートイベント
- イベント中の各アイドルの服装は以下のカードイラストに準拠する。
- 恋鐘:【白いツバサ】月岡 恋鐘
- 摩美々:【裏腹あまのじゃく】田中 摩美々
- 咲耶:【秘めやかファンサービス】白瀬 咲耶
- 結華:【白いツバサ】三峰 結華
- 霧子:【白いツバサ】幽谷 霧子
雨の中に、見えるもの
咲耶 | (ああ……やっぱり降ってきた 傘を持ってきて正解だったな) |
咲耶 | (ん? あの親子は……) |
咲耶 | あの……すみません もし、良かったら—— |
咲耶 | ふぅ……しばらく、ここの屋根を借りるかな |
咲耶 | (……少し、濡れてしまったか でも、傘を受け取ってもらえて良かった) |
咲耶 | (まだ赤ん坊だし…… お母さんも、風邪を引いたら大変だ) |
結華 | あれ? さくやんも雨宿り? 三峰も仲間に入れてー? |
咲耶 | 結華じゃないか もちろんだよ。どうぞ、こちらへ |
結華 | やっぱり降ってきちゃったねー 事務所に着くまでは大丈夫かと思ったんだけど |
咲耶 | 服が濡れてしまっているよ これで早めに拭いた方がいい |
結華 | わ、ありがとう! ちょうどハンカチ忘れちゃってたから助かったよ |
結華 | でもさくやんは? ……って全然濡れてないね |
咲耶 | ああ。雨が降り始めて、すぐここに来たからね ハンカチを使うほどは濡れなかったのさ |
結華 | そっかそっか、なら良かった! ……でも、さくやんが雨宿りなんてちょっと意外かも |
咲耶 | フフ。どうしてそう思うんだい? |
結華 | だってさくやん、毎朝天気予報見て、 傘とかちゃんと持って出そうなイメージだったし |
咲耶 | そうだね…… まあ、イメージ通りじゃないことも、たまにはあるさ |
結華 | んー……? ……おっけーおっけー、そういうことにしとこっか! |
結華 | たまには、のんびり雨宿りもオツだもんね |
咲耶 | フフ、咲耶がそう言ってくれて嬉しいよ |
咲耶 | それに、こうやって雨宿りをしていると キミみたいな可愛い女の子に出会えることもあるから |
結華 | あはは、さくやんは上手いなぁ |
咲耶 | クス。私は嘘をつかない主義だよ |
結華 | やめてよー、王子に本気で来られたら 三峰なんてすぐコロッといっちゃうよー |
結華 | 雨よ! 早くあがってくださーい! 三峰の心臓がもちませーん! |
咲耶 | フフ。この空模様では、まだまだ雨は止みそうにないよ? |
結華 | あちゃー、三峰大ピンチ? |
結華 | ……とかまぁ、冗談はさておき 雨が止むまで、一緒にゆっくりしてこっか |
結華 | 引き出し増やすために人間観察〜とか、 こういう時こそやってみてもいいかもだし! |
咲耶 | ああ。そうだね こうしてのんびりできるのも、貴重なひとときだ |
咲耶 | …… |
結華 | …… |
咲耶 | ……おや、どうしたんだい? |
咲耶 | 行き交う人々よりも 私の顔を見ている方が楽しいのかな? |
結華 | 鋭いねぇ だってほら、水も滴るいい女が隣にいるものだから |
咲耶 | ……そうかい? フフ。ありがとう…… |
結華 | …… |
咲耶 | (雨、止みそうにないな……) |
結華 | ……さくやん、雨は嫌い? |
咲耶 | え……? どうしたんだい、急に |
結華 | 珍しく、王子の顔が曇ってるような気がしたからさ この天気のせいなのかなーってなんとなく |
結華 | まあ、そういうアンニュイな感じも かっこいいんだけどね? |
咲耶 | フフ……アンニュイ、か 結華は、人のことを本当によく見ているね |
咲耶 | 嫌い……というほどではないよ そこまでの強い感情は持ってない |
咲耶 | ただ、傘で人の顔が良く見えないからかな 雨の日は少し、感傷的な気分になってしまうんだ |
結華 | へぇ……そうなんだね 感傷的な気分かぁ。さくやんはすごいなぁ |
結華 | 三峰だと、服が濡れちゃうとか髪がまとまらないとか、 せいぜいそういうレベルだもん |
咲耶 | 結華も、雨の日は苦手なのかい? |
結華 | ううん、ぜんぜん苦手じゃない 三峰には、雨の日だけのお楽しみもあるし |
咲耶 | へえ、お楽しみか…… いったい、どんな素敵なことがあるんだい? |
結華 | ……それが、実は傘なんだなー |
咲耶 | え……? 傘? |
結華 | そうそう、さくやんが好きじゃないって言ってた、傘! 三峰は結構好きなんだよね |
結華 | だってほら、いろんな種類があるでしょ? ビニールなのか、柄物なのか、大きいのか小さいのか |
結華 | そういうのって、その人の好みが出てくるとこだから ……ある意味、オシャレの一環、みたいな? |
結華 | そういうのが見られて楽しいから、 雨もなかなか悪くないんじゃないかなーって |
咲耶 | そうか……確かに、結華の言う通りだね |
咲耶 | 雨だからこそ、 その人の知らない一面を知ることもできる…… |
咲耶 | 雨でなければ、 見えない世界もあるというわけか…… |
咲耶 | フフ。そう思うと、雨の日も悪くないね |
咲耶 | ありがとう、結華 なんだか、新しい世界が見えそうだよ |
ふたりきりの、傘の中
咲耶 | おはよう。霧子 今日も早いね |
霧子 | 咲耶さん……おはよう…… それ……ビニール傘……? |
咲耶 | ああ、これかい? たまにはシンプルなものもいいかと思ってね |
霧子 | でも、前の傘…… お気に入りって…… |
咲耶 | フフ。たまには気分転換も必要さ |
霧子 | そうなんだね…… |
恋鐘 | おっはよー! 今日もバリバリ頑張らんとね! |
咲耶 | おはよう恋鐘 フフ、ジメジメした空気を吹き飛ばすような元気さだね |
霧子 | あ、恋鐘ちゃん……雨、大丈夫だった……? |
恋鐘 | んふふー。うちが来る時は全然降っとらんかったよー うちってバリついとるよね! |
恋鐘 | でも、ちゃーんと傘も持って…… |
恋鐘 | ……って、あれ? ない? なかよ〜!? |
霧子 | こ、恋鐘ちゃん……? |
咲耶 | どうしたんだい、恋鐘? |
恋鐘 | なかとよ! うちの傘がー! |
霧子 | あの……水色の……? |
恋鐘 | そう、それたい! あー! どこに置いて来たっちゃろ!? |
恋鐘 | あの傘、お気に入りやったのに…… |
咲耶 | ……恋鐘、そんなに落ちこむことはないよ 一緒に傘を探しに行こう |
咲耶 | 恋鐘と私のレッスンまで、まだ時間もあるし ふたりで探した方が効率的だ |
恋鐘 | ありがと〜! 咲耶が来てくれるなら頼もしか〜 |
霧子 | 一緒に探したいけど……ごめんね…… レッスンが……始まっちゃう…… |
咲耶 | 大丈夫だよ。私達もすぐに戻ってくるから 霧子も、レッスン頑張っておいで |
恋鐘 | そうたい! パパーっと見つけてくるけんね! |
霧子 | う、うん……いってらっしゃい…… 気をつけてね……! |
咲耶 | さて、とりあえず恋鐘が事務所まで来た道を 辿ってみるとしようか |
恋鐘 | そうやねぇ…… あ、でもうち、今日は結構寄り道しとったかも…… |
咲耶 | クス。大丈夫だよ ゆっくり、ひとつずつ行ってみようじゃないか |
恋鐘 | うん! じゃあまずは…… |
咲耶 | このコンビニでもなかったか…… じゃあ次は…… |
恋鐘 | 今度こそ、見つかるけん ——あ……! |
咲耶 | おや、雨が降ってきたようだね 傘を持ってきていて良かったよ |
恋鐘 | さすが咲耶! 準備万端やね! |
咲耶 | フフ。さあ、濡れないうちにどうぞ |
恋鐘 | うん、ありがとう! うち、傘探すの頑張るけんね! |
恋鐘 | 今度は、咲耶をうちの傘に入れてあげるばい! |
咲耶 | クス。それは楽しみだな ……さあ、次の場所へ行こうか |
恋鐘 | うん! だいたいのとこは寄ったけん、 きっとすぐ見つかると〜! |
咲耶 | ——次はあっちの本屋へ行くのかい? |
恋鐘 | うん! みんなの載ってる雑誌が出とるたい 店に並んでるところが見たかったんよ |
咲耶 | フフ。恋鐘らしいね |
咲耶 | ……おや? 肩が少し濡れてしまっているよ もっと内側に入っておいで |
恋鐘 | ううん、うちは大丈夫ばい! そげんことより、咲耶が濡れたらいけんよ! |
咲耶 | フフ。その気持ちだけで十分だよ それに、恋鐘が風邪をひいたら悲しいな |
咲耶 | ほら、どうぞ 私の腕で良ければ、掴まっていてくれないかな? |
恋鐘 | よ、よかと? じゃ、じゃあ、そうするばい…… |
恋鐘 | えへへ。咲耶が本物の王子様みたいで うち、なんだか照れるっちゃけど……っ! |
咲耶 | 私も、恋鐘をエスコートできて光栄だよ |
咲耶 | さあ、あともう少し、頑張ろうじゃないか |
恋鐘 | うん! |
恋鐘 | あ、あったー! うちの傘、あったばい、咲耶! |
咲耶 | 見つかって良かったよ 恋鐘が頑張って探したからだね |
恋鐘 | いや、咲耶のおかげたい! 咲耶はうちの傘の恩人やね! |
咲耶 | フフ 恋鐘の大事な傘が見つかって、私も嬉しいよ |
咲耶 | (こんなふうに人と喜びを分かち合えるなら…… 雨の日も、案外悪くないね) |
雨やんで、浮かぶ彩
霧子 | ふふ……できた……♪ |
咲耶 | おはようございます……おや? |
霧子 | あ、咲耶さん…… おはよう…… |
咲耶 | おはよう、霧子 一生懸命、何を作っているんだい? |
霧子 | うん…… てるてる坊主…… |
霧子 | ずっと降ってるから…… 早く……太陽さんに会えますようにって…… |
咲耶 | へえ。可愛いらしいてるてる坊主だね 空だけでなく、心の中まで明るくなりそうだよ |
霧子 | ……ふふ……よかった♪ |
霧子 | あ……はづきさんから、伝言あったの…… あの、あっちの机の上にね…… |
咲耶 | なんだろうか…… ……えっ、これは…… |
咲耶 | (……私の傘? でも、この傘は……) |
霧子 | さっき…… はづきさんが、置いていったの…… |
咲耶 | どうして、はづきさんが……? |
霧子 | わからないけど…… お手紙も……置いていったよ…… |
咲耶 | 手紙……ああ、これだね。どれどれ…… |
咲耶 | …… |
咲耶 | フフ……そうか…… |
霧子 | なんて……書いてあったの……? |
咲耶 | ……実はこの傘、 通りすがりに人に譲っていたんだ |
咲耶 | その人が、私の顔に見覚えがあったようでね わざわざ調べて、事務所まで届けに来てくれたそうだよ |
霧子 | わぁ……そうなんだ……! ……咲耶さん、良かったね…… |
咲耶 | ああ。それに、どうやら今回の件で その人が私のファンになってくれたらしいんだ |
咲耶 | こうして私のことを知ってもらえた上に 応援もしてもらえるなんて…… |
咲耶 | フフ……私はしたいことをしただけなのに、 こんな嬉しいお返しが貰えるなんてね |
結華 | おはようございまーす いやぁ、雨の日が続くねぇ |
摩美々 | おはよーございまぁす あれー? 咲耶、その手紙はぁ? |
結華 | お、ほんとだ。どしたの? ずいぶん嬉しそうだけど |
咲耶 | フフ。ちょっと、いいことがあってね |
恋鐘 | おっはよー! わあ! 霧子、それてるてる坊主? |
霧子 | うん…… 早く……お空が晴れますようにって…… |
恋鐘 | ばり可愛か! 霧子、うちもてるてる坊主作りたかばい! |
霧子 | うん……一緒に、作ろう……♪ |
結華 | みんなが作るなら三峰も作ろっかなー まみみんもどう? |
摩美々 | えー…… 私は別に…… |
恋鐘 | せっかくだから、みんなで作ればよかったい! ほら、咲耶もこっちに来んね! |
咲耶 | フフ。みんなで作った方が 雨も早く上がるかもしれないね |
恋鐘 | あ、結華、その紫のペン、次貸してくれん? |
結華 | おっけー。……はいどうぞーって、おお! それ、こがたん的にはまみみんのつもりな感じ? |
恋鐘 | ふっふっふー。よう気づいたね! そうばい、これは正真正銘、摩美々のてるてる坊主たい! |
摩美々 | どれどれー …………これ、似てるー? |
恋鐘 | んふふー。そっくりたい! 摩美々に似て、ばり可愛いてるてる坊主やけんね! |
摩美々 | ふーん……じゃあ、私は恋鐘をモデルにしよっかなぁ |
結華 | じゃあ三峰はさくやん担当ね! キリッとした美人につーくろ! |
霧子 | わたしは……結華ちゃんのてるてる坊主…… きっと……お日様を連れてきてくれるから…… |
咲耶 | それじゃあ、私は霧子のてるてる坊主だね 包帯を少し巻いて……うん。上手くできた |
恋鐘 | できたー! うちらのてるてる坊主! 早速飾るばい! |
結華 | よーし……ってアレ? 雨止んでるや 夢中になってて気づかなかったなー…… |
結華 | って、あー! みんな、窓の外、見て見て! |
摩美々 | 大きな声出して何ー? ……あ |
霧子 | わあ……虹……! |
恋鐘 | ばりキレイやねー! これも、うちらのてるてる坊主のおかげたい! |
咲耶 | ああ。とても綺麗だね 空と地上を繋ぐ架け橋…… |
咲耶 | フフ、雨が続くと思っていたのに、 こんなに美しい光景をみんなと一緒に見られるなんてね |
結華 | 三峰たちがみんなで虹を見れるように 雨が降っててくれたのかもねー |
咲耶 | クス……そうだね |
摩美々 | てゆーかぁ このてるてる坊主、どうするのー? |
結華 | あはは〜。効果抜群だったからねー |
恋鐘 | また今度雨が降ったら飾ればよか! うちらのてるてる坊主なら一瞬で晴れにしてくれるけんね! |
霧子 | ふふ…… 雨の日の……天使さんたちだね…… |
咲耶 | フフ……そう言われると なんだか、次の雨の日が待ち遠しくなってしまうね |
思い出いっぱい!283メモリーアルバムにおける振り返り
咲耶 | 雲間に差し込む、光の下でだけ見えるもの…… 結華の考え方はとても素敵で、尊敬するよ |
結華 | そんな大層なこと言ったっけ……!? さくやん文法で変換されてない? |
脚注
|